お知らせ
ホームページなどのディレクション時に、パソコン・スマートフォンを利用し、ネットを見たりショッピングをしたりするネット利用者世代の想定として高齢者(60代以上)は除外していました。(想定の母数にカウントしない)
しかし、総務省から発表された統計データを見ると、世の中の動向はどうも違っており、逆に高齢者がネット依存度が高いことを示唆していて驚きました。
(参考:ネットショッピングの実態を探る!! ~家計消費状況調査 調査開始から3か月間の結果より~)
http://www.stat.go.jp/info/today/096.htm
この調査報告で驚いたのは図1にあるネットショップを利用した人にスポットを絞り世代を見た場合、高齢者が一番支出金額が高いこと。50代以上が、49歳以下を5,000円も引き離しています。
報告にあるように、表2の支出の内訳を見ると定年前後の60~69歳の方が旅行などに多く費やしているのは分かるのですが、それよりも70歳以上の方が食料で17.5%と旅行に近い数字をかけていること。
結果から簡単に推測すると、時間とお金に余裕があるものの、出かける体力などからネットによるお取り寄せが多い。そして既に、贈答やお取り寄せグルメという市場から日々の食料関係にも推移している結果ではないか?と想像できます。
そして、ここまでは%など相対的な話をしましたが、前提となるネットでのお買い物をした人の母数は、現在、高齢者が一番少ないのも事実です。
しかし、現段階のネット環境で高齢者の利用者が一定数おり、人口比率からここ5年スパンで間違いなく利用できる世代が上がってくることを考えると、ネットの主戦場となることは明らかです。
贈答、お取り寄せについては今までも、40~60歳まではメインターゲットではあったかと思いますが、アマゾンのような感覚で日々の食料品をネットで注文するメインターゲットが、60歳以上である日はそう遠くはないんだな…と驚かされた次第です。
スマートフォンサイトについて、Googleが公式に検索順位の判断にスマートフォンサイトの有無を入れることを発表した以上に、リアルにネットショップのスマートフォンサイト化の必要性を感じました。
なお、情報ネタは、株式会社エムディエスの田辺さんでした。ありがとうございます!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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