お知らせ
おはようございます、初級ウェブ解析士の水切です。
実は、私の持っている数少ない肩書に、初級ウェブ解析士というのがあります。
ウェブ解析士って名刺に入れておくと、
モテるんじゃないか?という理由で取得したわけですが、
それでは、きっと協会に怒られてしまうので、今日は少しだけウェブ解析について。
ウェブってなんだ?
World Wide Web(参照Wikipedia)と呼ばれるものを
略称?でウェブとか言うわけですが、
平たく言うと日々目にするホームページなどの総称です。
ただ、正しい定義としてはホームページの集合体がウェブとなります。
あとは、ホームページというよりウェブといった方が
業界っぽいと体感できることも大きいですね(笑)
ですので、もし利用方法として正確に表記するならば、
ウェブ=ホームページも含むインターネット全般を表す
ホームページ=特定のホームページ1つを表す
ウェブサイト≒ホームページ
というところでしょうか。
アクセス解析でわかること
ホームページの運用が始まり、1ヶ月もすると気になりだすのが、
どれ位の人がホームページを見てくれているのか?でしょうか。
これを教えてくれるのが、アクセス解析です。
一般的には、GoogleAnalyticsなどのアクセス解析ツールを利用して、
どこから、何人来て、どんなページを見たのか?といった
ホームページ来訪者を目に見えるようにしてくれます。
例えば、福井に実店舗がある企業さんの来店誘導ホームページが、
アクセス解析を見ると、どうも東京から見ている人が8割を占めていた…
えっ…それは福井での知名度や来店につながらないよね…などがわかります。
(※あくまで一例なので、上記の判断が正しい訳ではありません)
また、通常だとトップページが一番見られる事になるのですが、
アクセス解析を見てみると、特定のブログの記事がトップページより見られている。
実は話題のネタをブログに書いていたため、
検索エンジン経由からたくさん来ていた…というのもあります。
このように、アクセス解析はホームページ内の状況を中心に、
色々教えてくれることが特徴です。
そのため、アクセス数が一定量ないと状況を判断しづらいというのがあります。
ウェブ解析とは?
アクセス解析とウェブ解析の違いって…と私も受ける前は疑問でした。
ここでポイントなのが、最初に説明したウェブとホームページの違いです。
アクセス解析の場合は、特定のホームページのアクセスについて
ホームページ内部を中心として色々なことを分析します。
では、ウェブ解析とは?
認定を行っている「一般社団法人ウェブ解析士協会(WACA)」の
ウェブ解析士とはで、
「ウェブマーケティングに必要なスキルを持って解析を行う人」
をウェブ解析士として定義しており、
具体的には、単にアクセス解析の知識だけでなく、
・観測すべきKPIの設定
・事業に則した現状分析および目標を達成するための計画立案
・プロジェクトのファシリテーション 等
多岐にわたる能力が必要となっています。
わかりやすく言うと、ウェブ解析士は、ホームページ内部だけではなく、
ウェブというインターネット全体の俯瞰した視点から、
どのようにホームページを見てもらうのか?その施策(方法)は?
「(こちらが意図して)誘導したユーザ」とマッチするホームページになっているか?
など、ホームページを基軸として、インターネット全体へ視点や施策を広げ、
さらに事業についても関わりアドバイスを行っていく、
「解析から関連する施策実施をコントロールし、
その結果などから事業についてもアドバイスを行う」
事になります。職業などに例えると、
ホームページを基軸とした事業コンサルタント
のようなイメージが近いかもしれません。
ただ、勉強すると世に言うコンサルタントより、
ウェブ関係の深堀りがマニアック過ぎる気もしますが…
20年関わっていたおかげで、苦労はしませんが、
経験則で知っていたことの本当の意味を改めて教えてもらったほどです(笑)
このウェブ解析を知ってから、ホームページの打合せを行うと、
「ホームページ担当者との打合せ」というより
「事業責任者、代表者とのインターネット事業の打合せ」
を行っているような違いはあるかもしれません。
実際のところ今まで行っていたのは、
ウェブ解析って名前だったんだ!って分かりましたが(笑)
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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