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ホームページの問題はホームページで改善するべきか?

福鉄

 

販売促進における各種ツールをお伝えするセミナーを開催している中で、1つのツールの問題はそのツールでのみ解決するべきか?という課題で、今一度思い出しましたので、それについて少しだけ。

 

 

客観視点とは主観視点を捨てることから

 

販売促進において、何かしらの問題が起きた場合、そもそも最初の前提や選択から間違っている場合も想定するのは重要だと思っています。すごく調査して間違いないと思って、誰しも販売促進ツールを選ぶと思います。しかし、現実が少しでも違った場合は、客観的な視点ではなく、ひとつづつ主観を排除していく視点で事象にのぞみ、そこにある問題点を抽出することからすべてが始まると思っています。

 

そして主観であれば個人の問題として比較的切り分けが容易なのですが、次に客観という名の主観の集合体である「常識」のハードルが来ます。

 

その常識をまず認識した上で、それがどれほど多くの人の認識を何がコントロールしているのか?そして、その認識は利用できるのか?など、多くの過程が必要となってきます。

 

つまり、客観や主観といった議論に時間を費やすのではなく、早々に主観に対して見切りをつけ、次の客観における状況の打開を図るべきだと思います。

 

 

自分の領域、1つの領域ではブレイクスルーは起きない

 

例えば、自社がホームページ制作会社であれば、ホームページで課題を解決しようとする。

 

この流れはまったく間違っておらず、正しいと思います。ただ、販売促進ツールを選び依頼してるのがお客様だとすると、販売促進のプロでない。つまり最初の依頼の時点からズレが生じている可能性があるということを考慮するのが、販売促進ツールの制作プロである方々の目利きなのかもしれません。

 

商圏が、地元主体なのに街頭も含め看板も整備より、ホームページ制作の依頼など…

 

まずは自分の領域を越えること。そして、その先にある当事者意識を持つことであると感じています。そこには、どれだけ踏み込もうが事業の当事者でない以上、「意識」しか持てないのです。

 

そして、各種販売促進ツールには領域などなく、ここ10年で領域を飛び越えやすくなった環境が十二分に揃ってきました。

 

販売促進ツールの一つだけに絞った場合は、制作を行っている販売促進のプロよりも、事業を担当している方が勉強し有効な手段を考え、実行し、結果が上がる場合もありえます。当然、事業を主体として行ってる担当者が強い部分を数多く持っています。しかし制作のプロが、それをどのように本質的に(手法ではなく)捉え、アウトプットできるか?

 

もうインターネットに関するビジネスは、汎用化しておりその事実を受け入れるべきだと思いました。オモテではそうなっていますが、意識はナカナカ変わらない。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

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