お知らせ
ホームページを作るとなった際、新規に構築する場合、既存のホームページからリニューアルする場合があり、通常は、リニューアルする方が難しい印象があります。それは、今までホームページがあったため、それを上回るリニューアルでなければならないという責任感からくるものだと思われます。
しかし、指名検索以外からの自然検索流入を加味してホームページを設計する際、新規ホームページの方が情報が少なく、調べながら推測し、構築するため、実はリニューアルより難しいのではないかと最近思うようになりました。
そんな中、10月に公開された新規ホームページが、早い段階でGoogleの検索結果に反映、少しづつ自然検索によるアクセスが増え、2週間目にメール問い合わせが2件来ましたので、少し触れたいと思います。
「魅せる言葉」と「行動させる言葉」は違う
例えば、ホームページのバナーを作る際にビジュアルも凄く大切なため、映える写真、魅せる言葉を置きたくなります。これはごくごく自然の事で、多くの場合それで良いのかもしれません。ただ、コンテンツを作っていく中で感じるのは、(ユーザを)行動させる言葉が必要であるということでした。欲を言えば、「行動させるような魅せる言葉」となるのでしょうが、なかなか現実には難しく、ユーザを行動させる言葉を選択するというのが現実的だと思います。(認知だけを目的とするならば、行動させる言葉はあまり必要ないかと思います)
これが、自然検索の流入を加味するとさらに行動させる言葉の重要度が増し、飾ったりせず、かといってシンプルすぎて何かわからない言葉ではなく、「行動させるような、わかりやすい言葉」の必要性が増してきます。
これは、検索キーワードで表示するインターネット広告の出稿を行うことで学べ、自然検索を考える際に重要な能力であると感じています。実際には泥臭い部分ですが…。
トップページで魅せコンテンツで行動させる
「魅せる言葉」と「行動させる言葉」で考えるとトップページは「魅せる言葉」が大きな役割を果たし、まずは注目させ、サブのコピーや文章がコンテンツへと「行動(移動)させる言葉」が設置される。コンテンツページ(ホームページの次に入った中のページ)になると、今度は具体性を持った「行動させる言葉」が大きな役割を担う。もちろん、「魅せる言葉」もメリハリのためには必要ですが、具体的な行動を引き出すにはどうしても弱くなってしまいます。(印象には残るが、行動には至らない)
そして、言われて久しいですが、トップページのみがホームページの入口であることは無くなりました。トップページは正面玄関で、ページ単体では一番のアクセスがありますが、行動させやすい流れの場合は、コンテンツページからの入ってくることが多くなりました。それは、検索エンジンを利用しているユーザがいち早く答えを欲していることからも明白です。つまり、コンテンツページにより力を入れる必要があります。
ここで日々悩むのが、行動を起こさせるためにページ内にどれぐらいのコンテンツを仕込むべきか?
多すぎる、少なすぎるではなく、行動を起こさせる(問題解決する方向性を示す)のにどれぐらいが妥当か?というところで、都度変わってきます。
例えば、商材の特徴がシンプルにわかりやすいモノであれば、そこだけに注力すれば良いし、ある程度説明が必要な商材であれば、それを飽きさせない程度に説明する必要があり、さらにそれを伝える順番が非常に重要になってきます。
今回は、結果に早い段階で幅広いキーワードを検索エンジンの反映でき、短期間でお問合せに至ったので、ホームページの外(自然検索)を意識したキーワードをもとにコンテンツを固め、ホームページ訪問者へはコンテンツ中へ誘導するトップページになっていたのではないかと思います。また、それを早く促すためにオープン2週間目にはキーワードによるインターネット広告を導入し、大きな底上げになった部分もあります。
ただ、これも始まりでしかなく、これからホームページ内外を意識しながら、さらなるブラッシュアップが必要になりそうです。
今後も、新規ホームページはリニューアル以上に(情報のストックがない分)しっかりと下調べをし進めていきたいと改めて思いました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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