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レリーズの感触がカメラの価値

EOS7Dmark2-01

こんばんは、カメラは昔から好きですが、
フラグシップモデルには手が出せなかった水切です。

今日は、先週手元にやってきたEOS7D Mark2を少しだけ触れたので、
その感想を交えながら、ファーストインプレッションを。

一桁の格はレリーズにあり

もともと、EOS70Dが候補として上がっており、
ほぼ射程圏外であったEOS7D Mark2
発売された時は、その噂がどんどん聞こえてくるほどだったので、
ため息をしながらパンフレットを貰いにいった程度です。

EOS kissX5からなので、ちょうど色々なとことがグッと上がる
EOS70Dにかなりの期待を寄せていました。

あちらこちらの口コミを見てもベタ褒め、死角なしでした。
動画性能、タッチパネルによるピン合わせ(動画時に使いたい)、Wifi機能など、
EOS7D Mark2を手にした今でも気になる機能がある程です。

では、何が違っていたのか?

比較することが間違いであるように、何も間違っていなかった。
「全く別のカメラだった…」のが、EOS7D Mark2でした。

EOS7D Mark2-02

店頭で期待しながらEOS70Dを触った後に、横にあるEOS7D Mark2を触り、
レリーズボタン(シャッターボタン)に指をあて、シャッターが切れた瞬間、
「格」という言葉が脳裏によぎり、触ってしまったことに後悔した程です。

EOS7D Mark2であるから写真の腕が上がることもなく、
多分、kissシリーズでもレンズさえ揃えれば
同じような写真が撮れるのではないか?と思います。
※通常の写真撮影において。スポーツ系などスペックを必要とするシーンは別

しかし、このとにかくシャッターを切りたくなる、
快感とも言えるレリーズボタン。

これが、このカメラを手にした価値なのかもしれません。

指先の延長上であるカメラの操作

今回、初めてEOS伝統のダイヤルのボタンを触ることとなりました。

EOS7D Mark2-03

触るまでは、正直、懐古的なイメージでした、この操作系。
アナログ操作は、シンセサイザーも含め、大好きなのですが、
どうにも好きになれないな…と勝手に思っていました。

が、触った瞬間に、これはアリだな…と驚きました。

アナログカメラの様な操作系の延長上にあり、デジタルの急先鋒であるEOSが
これを採用している意味を理解出来ました。

各設定についての細かいところはこれからですが、
ザックリと触った感じでは、本当にカメラの操作を知っている人に向けて、
その操作がなるべく直感的になるように
素早く対応できるような設計をしていることに感動しました。

ハイテクの固まりなのに、機能は撮影者の技量をサポートするモノでしかない、
というスタンスをカメラ自体から感じることができました。

写真を撮る楽しみを支える機材

イイ写真、感動する写真など、ココロを動かす写真を撮ろうとした時、
実は、機材ではなく、写真を撮ろうとする日々の行動だったり、
視点だったりすると思っています(スナップにおいて)。

つまり、その人のココロを動かす写真は、スマホで撮ろうが、
メーカーの威信を掛けたフラグシップモデルだろうが、全く差はなく、
その場に居合わせる日々の感覚であったり、
その視点をもつ経験でありセンスでしかないと感じています。

そこを踏まえながら、どれぐらいミスショットを減らし、
撮影者のイメージを指先から感じ、それをサポートするのか?

そこに徹している機材がEOS7D Mark2なんだなと思いました。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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