お知らせ
こんばんは、インフォライブの水切です。
我が社の場合、通常のweb制作会社と少し違い、
映像とwebを同時にディレクション、作成を行うことも多いのですが、
ディレクション能力って映像の構成をつくり上げる映像脳というものがあるならば、
それにより鍛えらると感じております。
なぜ映像脳がディレクションを鍛えてくれるのか?
知られているようで知られていませんが、
映像は、恐ろしく情報量が多い反面、
伝えたいメッセージが恐ろしく伝えにくい手法の1つです。
もう少し噛み砕くと、構成の仕方次第では、
見ている方が、情報量に注目がいってしまい、
肝心のメッセージに気がつきません。
これは、映像の出来不出来の大きな基準でもあります。
特に、近年、映像というものが身近に視聴、作成できる環境が揃ってからは、
その差は明確になってきました。
映像において必要なディレクション能力とは?
事実を分解し、目的と背景を抽出した上で、
伝えたいメッセージをどの順番で伝えていくと、
目的を達成できるのかを考えること=ディレクション
と言えるのかもしれません。
webの場合、よくも悪くも制限が少ないので、
ついついラーメンの全部盛りのような形になりがちですが、
全部盛りが目的なのか?美味しそうに見えるのが大事なのか?
を判断していくことが、実は大切だったりします。
映像とwebのタイムラインの大きな違い。
映像とwebのタイムラインの意味合いの違いが、
ディレクションが鍛えられる理由だと考えます。
映像のタイムラインは基本、後戻りできない。
webのタイムラインは簡単に後戻りできる。
しかしwebも結果、ユーザは戻ることあまりしない、
つまり映像のタイムライン感覚が大事。
1本道を、どのように順番立てて伝えていくのか。
この感覚が、結果、映像でもwebでもディレクションに
必要になってくるものだと思っています。
写真は、伝えるべき優先順位を、視線誘導の王道である、
上から伝えているデザイン例です。伝わっていますか?
最後までお読みいただきありがとうございました。