お知らせ
こんばんは、少ないお小遣いのキャッシュフローに敏感な水切です。
3月末も終わり、公共機関などが期末を迎え、新しい年度が始まり、
早1ヶ月が経過しようとしています。
公共機関と合わせたり、ズラしたりと企業にとって年度決算といえば、
1年間の大事な試験結果のようなものかと思います。
結果によっては、試験どころではないかもしれませんが…
そんな中、弊社では何かと決算の計算が簡単なため、
ここ3年程、月次決算の計算を導入しています。
月次決算のメリット
本来であれば、1年を通して行うモノをなぜ毎月行うのか?
一番のメリットは何と言ってもキャッシュフローがわかること。
平たく言うと、自分のお小遣い(収入)に対し、お金を使った分が減った、
現在の自分のお財布のお金がキャッシュフローです。
一見すると、いつもそうじゃないの?と思うのですが、
企業取引の場合、入金や出金のタイミングがズレる傾向にあります。
ある意味、日本的な取引といった方がいいかもしれませんが…
※海外に置いては現金取引が多いため、ズレにくい
このズレが、儲かっているはずなのに、お金がない、
最悪、黒字倒産などと呼ばれる状況になります。
つまり、売上として計上し、出て行くお金を差し引くと、本来お金が残るはずなのに、
売上ったお金の入金がされていない状態で、支払いだけが先にくることで、
手持ちのお金が無くなる状況です。
例えると、5月1日にお小遣いがもらえる予定を見越して、
4月24日に出たばかりのApple Watchを見にApple Storeに行って、勢いでレジに並んだものの、
お財布には突撃できる現金が無かったという状態ですね(笑)
取引において手形だと30日単位(90日、120日が多いがそれ以上も…)や
引き落としタイミングなどのズレは1日、5日、10日、15日…と5日単位ぐらいで存在しており、
見越していないとキャッシュフロー(自分のお財布のお金)が見事に無くなります。
会社の健康が見えるキャッシュフロー
世の中では、売上至上主義から利益追求に移行して来ていますが、
利益と同様にキャッシュフローの管理が会社の健康管理として
大事なのではないかなと感じております。
これは、キャッシュフローを管理することで、
入金(出金)タイミングを管理する
↓
回収に関する与信管理
↓
納期管理が具体的になる
(制作における優先順位が明確化される)
↓
納期を合わせるために具体的に行動できる
というように、限られた時間の中で何をなすべきかが見えてきます。
何より、個人的には回収に関する与信管理が強化され、
このことが自社の事業だけでなく、
お客さんの事業に関しても気になりだすことでしょうか(笑)
精神衛生上は、かなりシンドい
では、いいコトばかりかというと、悪いコトではありませんが、
精神衛生上、かなりシンドい部分もあります。
例えば、お小遣いが毎月10,000円入ってくる計算で、
毎日、私の大好きな氷結STRONGライム500缶200円を買うとすると
月次には4,000円残りフロー(浮く)するので次月に繰入できます。
そうすると、どうでしょう。
4月から貯めたヘソクリで1年後にはApple Watch SPORTが、
氷結500缶を毎日飲みながら手に入れることができる!
まさに夢の様な話ですね。
しかし、4月末にまさかの嫁さんを怒らす事件が発生!
5月からのお小遣いが半分になるという事態が…
たかだか1,000円足りないだけじゃないか…
いやいや、Apple Watch SPORTが手に入らないだけでなく、
最後には1ヶ月分の氷結500缶を買うために貯金を持ち出さなければならないのです…。
つまり、早急に嫁さんへのイメージアップキャンペーンを展開しないと
大変な事態になることがわかります(汗
では、会社の固定費など人件費でこれを想定して計算した場合(変動費除く)、
お小遣いと違い、確実に入る収入がないとなると、この表はどのようになるのか…
1年後のヘソクリの数字は、売上目標ではなく、会社に必要なお金となります。
年度初めに、この視点で数字を見るのはかなりキます(笑)
小さな積み重ねが結果となる
よく言われる「小さな積み重ねが大事」という話がありますが、
結果となるのは良いことも、悪いことも積み重なり結果となります。
このことから、今後も家庭での夫婦関係で与信管理を慎重に行いながら、
お小遣いのキャッシュフローを維持し、夢の逸品を手に入れるべく頑張って行きたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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