お知らせ
スマホの検索で調べものをすると、検索キーワードによって検索結果表示が、従来の文字による結果表示だけなく、地図であったり、イメージであったり、動画であったり、またショッピングサイトへ画像付きで誘導するものであったりと、多様な表示になっていることにお気づきでしょうか。
これは、Googleが検索キーワードから検索した人の検索意図を推測し、
場所を探していそうな場合 → 地図
レシピなど方法を知りたそうな場合 → 動画
購入商品を探していそうな場合 → ショッピングサイトへの誘導
というように、上位に表示する検索結果の種類を変えるようになったためです。
(スマホで「ラーメン」と検索すると地図が上位に表示)
従来の感覚であれば、自然検索の上位表示を狙うためのSEO施策やリスティング広告を利用し上位に表示するなどの2択ぐらいだったものが、とても多様になったといえます。
実際のところ、スマホを利用する1ユーザとして自身の検索行動などを思い返すと、上記の検索意図に応じ検索結果の表示種類変わっているものの、違和感なく利用し、目的を果たしています。
このことから、ホームページにおいてコンテンツを充実させたり、発信を継続的に行うことも大切ですが、来訪が必要な事業においてはGoogleマップの整備が今まで以上に重要になったと言えます。
このことから今回はGoogleマイビジネスで整備できる部分を少しだけご紹介いたします。
もともと、Googleマップへの情報登録としてGoogleマイビジネスというサービスがあり、基本的な情報が掲載できました。そのGoogleマイビジネスがここ1~2年ほどで大きく進化し、電話帳のような感覚の情報掲載からシンプルなホームページとして機能するページを簡単に作れるまでになりました。
このことから、来訪が重視される事業において、今まで以上にGoogleマイビジネスの整備が必須になりました。
(Googleマイビジネスのホーム画面)
屋号・会社名から住所、電話番号、営業時間、業種など基本的な情報です。
まずは、こちらを最優先で整備する必要がありますが、自分で整備するためには、オーナー申請が必要になるので、4年位前に記載した記事を参照いただければと思います。それほど変わってはおりません。(懐かしいGoogleのサービス名が記載されていますが…)
(「情報」は、多くの基本的な情報が掲載でき、大切な部分です)
なお、最近MEO対策しませんか?という営業電話などがあるようで、屋号に色々なキーワードを入れるのが流行っているようですが、GoogleとしてはNGのようです。普通に、会社名、お店名などを入れましょう。
(参考)【注意喚起】Google Maps最適化(MEO)業者への依頼は大きなリスクがあります
また、「写真」の部分では、写真や動画を入れることができますので、こちらは任意で入れてみましょう。動画は制限があるようで、30秒、100MB未満などのようです。
Googleマイビジネスでは、「投稿」を利用することで、その場所の情報を発信することができます。そして「投稿」には種類があり「最新情報」「イベント」「特典(クーポン)」「商品」が追加できます。事業内容に応じ活用することで、指名検索結果において情報が表示されたり、Googleマップでスポットの詳細情報に表示されたりと、ユーザへ素早く、ダイレクトに情報が届けることができます。
例えば、スマホで「ランチ」と検索し、GPSにより近隣の飲食店がマップ表示。任意の場所を選んだ際に、概要だけでなく、タップすることで最新情報などが表示できます。
(最新情報をタップしたスマホ表示例)
通常、Googleマイビジネスでは、ホームページのアドレスを登録すると「ウェブサイト」というアイコンが、「電話」「経路案内」と一緒に表示され、とても有効な誘導が行えます。しかし、このウェブサイト機能を利用すれば、ホームページを持たない場合でも、簡易のホームページをGoogle内に持つことが可能です。掲載情報も多岐にわたるので、飲食店や美容室、小売店などであれば、十分伝わる情報内容です。
(「ウェブサイト」の作成画面。かなり多くの情報が掲載できます)
インフォライブでGoogleマイビジネスのウェブサイトを作ってみました。
いかがでしたでしょうか?
Googleマイビジネスの整備により自社とユーザとの接点を増やすことが可能となります。このGoogleマイビジネスの整備において、MEO対策という言葉も多く見かけるようになりましたが、過剰な情報ではなく、基本的な情報をしっかりと整備することで、ビジネスにつなげていただければと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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